概要
萌え系のゲームに合いそうなアニメソングっぽい曲をたくさん作ろうと書いていたが、早くもネタがない感じになってきた。歌詞も含めてSuno AIでガチャを回しているが、なんか当たりが出てこない感じになっている。ということで、今回は自分で歌詞を書いて曲を生成しようと思う。以前にDerailmentという英語の曲を作成したが、元の歌詞は”さよなら安定”というSuno AIが生成した歌詞であった。この歌詞をだらだらといじって書き直した結果として、映画”ショーシャンクの空に”のイメージっぽい歌詞になったので、今回はこれを用いる。
”ショーシャンクの空に”は無実の罪(殺人罪)で無期懲役の判決を受けた主人公が収監された刑務所の物語であるが、これが社会人生活のメタファーであることは比較的容易に察することができるだろう(我々は無実の罪で学校や会社という名の刑務所に投獄されているのである。)。印象的なセリフとして
「あの塀はやっかいなんだ。最初はみんなあの塀を憎むんだ。だんだん慣れてうまく付き合うようになる。時間がたつと最後はあの塀に寄りかかるようになるんだ。それが刑務所慣れさ。」(“But tell you these walls are funny. First you hate them, then you get used to them. Enough time passes, you get depend on them. That’s institutionalized.”)
というのがある。最初は社会人生活など早く辞めたいと思っていたのに、次第に慣れていき、最後はリストラされることを恐れるようになるという内容だろう。
なぜこのようなことが起きるかというと、社会人は自由を失うことと引き換えにリスクや責任を負うことを避けることができるためである。サラリーマン(場合によっては、経営者であっても)というのは本当の意味での仕事のリスクと責任というものを負っていない。やれと言われたことをやる義務があると思うかもしれないが、その仕事を実行した結果として儲かったか損したかにかかわらず同じ給料が振り込まれるという意味で、何のリスクも負っていないということになる。これに慣れてしまうと、自分で決断をしてその結果の責任を負うということが怖くなってしまうということだろう。
例えば、十分な貯蓄があり、もはや給料を必要としなくても食っていける人がいるとする。それにもかかわらず、会社で働き続けるというのは、自分でリスクや責任をとって何かをするということを恐れていることに原因があると推測される。現実には、ほとんどのサラリーマンはこの状態にないし、貯蓄が4桁万円あるなどといっても、10年もあれば使い果たしてしまうものでしかない。”いつでも会社を辞めることができる”状態で働いているなどと嘘を言うが、本当は”会社を辞められないだけの人”に過ぎないことがほとんどだろう。
そもそも、本当の意味で”もはや給料を必要としない人”というのを会社は雇い続けることが難しいように思える。経営者が従業員を命令に従わせることができるためには、”お前どうせ逃げ場ないんだろう?さっさと囚人のように働けや、ボケ”と言える状況が必要であり、”もはや給料を必要としない人”には大きな仕事や責任を任せることができないだろう。会社の給料というのは従業員が”もはや給料を必要としない人”にならないようにうまく設計されているし、この状態になりそうな人たちはリストラのターゲットになりやすいとも言えるかもしれない。刑務所的にいえば、仮釈放なんだろうけど、この時に精神的な危機を迎えたり、詐欺のような投資に手を出して資産を失うという人も少なくないのかもしれない。
以上の前提知識を踏まえたうえで、今回は自分で決断をしてその結果の責任を負うということが怖くなってしまった主人公が、その呪縛を振り払って前へ進むという決意を歌った歌詞になっている。高級なスーツや腕時計、マンションなどが実は逃げ道が無くなるように社会が用意した囚人服や牢獄になっているという対比にしてみた。そういったみんなが求める、認める価値を捨てるということは孤独になることかもしれないし、みんなが”俺たちはイケてる”とやっている場所から、下水管を這いずり回って脱獄する行為なのかもしれない。それでも、他人や社会の価値観ではなく自分の価値観(=自由)を選ぼう、というような歌詞にしてみた。雰囲気はDerailmentと同じなので、Style Descriptionは同じものを利用した。今回はいかにもJ-Popって感じの曲であるし、Derailmentの日本語バージョン的な位置づけと思われるため、日本語だけにしておく。作成した歌詞は以下の通りである。
歌詞
🎵 あの塀の詩
[Verse 1]
金もある 時間もある
欲しいものは たぶん全部ある
それなのに動けない
まだ刑務所の中みたい
好きに生きるって言ったのに
昼間に起きて アルコールを飲む
一体何をすればいい?
自分で決められないなんて
[Verse 2]
高い靴も 広い部屋も
手のひらの上で 転がるだけ
みんなが求める価値
いまは色あせて見える
あんなにも 逃げ出したくて
憎んでいた 社会の壁
でも外に出ても何者にも
なれない気がしてた
[Pre-Chorus]
笑えるだろ この滑稽さ
選べる手で 何も掴めない
飼いならされた 長い時間
失われた本当の自分
だけど
[Chorus]
たとえ孤独でも 自由を選ぶ
守ってくれる 鳥かごを
もう求めたりしない
奴隷根性に 別れを告げる
自分の意思で 覚悟を決める
ここから始めればいい
[Verse 3]
勝てるはずの賭けでさえ
負け筋ばかり探してた
楽な檻に腰を下ろし
ぬるい痛みに慣れていた
囚人なのに自信満々
明日も同じ顔をする
僕はもうそこにいたくない
だから余計に腹が立つ
[Pre-Chorus]
情けなくて笑えるけど
このままじゃ終われない
這いつくばっても 汚れても
自分で開けて出ていくよ
だから
[Chorus]
たとえ不安でも 自由を選ぶ
恥をかいても 前に進む
もう振り向いたりしない
奴隷根性は 今夜で終わり
暗い檻の中には 二度と戻らない
新しい夢を始めるんだ
[Bridge]
外につながる出口は
とっくに開いている
なのに心だけ
檻の中だった
だから今
この手で開ける
怖さごと連れて
外へ行く
[Final Chorus]
たとえ孤独でも 自由を選ぶ
守ってくれた 鳥かごを
いま自分の手で壊す
奴隷根性は 今夜で終わり
暗い檻の中には 二度と戻らない
さあ行こう 自由な世界へ
新しい夢を始めればいい
生成された曲
生成された曲は以下の通りである。歌詞は生成されたもの以外に、自分で文字数をあまり考えずに書いてしまった部分もあるが、普通にメロディがついていて不自然に感じる箇所がないように思えるのは相変わらずAIすごいなと感じる。
[Youtube]
[Suno AI]
